秀山祭 歌舞伎座 第二部 行ってきました ♡
こんにちは。
観劇つづきのご紹介。。。。。

昨年、お亡くなりになられた
名優 中村吉右衛門さまの一周忌追善
「秀山祭九月大歌舞伎」
仕事の合間、第二部に行ってまいりました ☆

第二部の演目は「松浦の太鼓」、「揚羽蝶續姿」
( 松浦の太鼓の後半クライマックス 討ち入り前、
花見道奥からドドン ドンドンドン ドドン ドンドンドン…と響く陣太鼓の音は、
毎回聞いても気持ちがゾワゾワします。)
松浦の太鼓のお殿様は、
吉右衛門様の兄白鴎さん。
(80代にして初役に挑戦する意気込みが凄いです)
劇中の口上に寂しさ悲しさが
ひしひしと伝わってきて切なかった....涙
播磨屋の役者の方々が、
吉右衛門様を偲び、それぞれの想いを込めて
演じている姿が素晴らしく、
引き込まれます!
「揚羽蝶續姿」は、
吉右衛門様の当たり役の名場面をつなげた
ダイジェスト版のような感じ。
知っている演目あり、観たことのない演目もあり、
かなり見応えがありました ☆
20代で歌舞伎を観ていた頃は、
あまり良さが理解できていませんでしたが、
先代の芸や教えを受け継ぎ、続く日本の伝統芸能。
この年齢になり、
しみじみと鑑賞させていただきました

これからも時間を見つけて
少しづつ歌舞伎観劇の機会を増やしたい思います。
おまけ。。。。

今月小学館より発行された
「中村吉右衛門 舞台に生きる 芸に命を懸けた名優」
素晴らしい本です!
吉右衛門様の在りし日のお写真だけでなく、
深い芸談、エッセイあり、
個人的には、
自筆の役者絵や年賀状に描かれた干支が
温かみのある繊細かつプロ級の完成度に感動 ♡
また綴じ込みの未完成の絵本に
優しいお人柄がうかがえる内容でした

歌舞伎にご興味のある方は、
ぜひご覧になっていただきたい本です。
今日もご訪問ありがとうございました m(_ _)m